日々、探究。~ワールドカップについて考えてみた~
6月開催のワールドカップにちなんで、5月のテーマはズバリ!「ワールドカップ!!」
正直を言うとサッカーの知識はほとんどなく、ワールドカップにもあまり興味がなかった私(井手:通称「いでっち」)…
子供達と1からワールドカップについて探究する勢いで取り組みました!
さあ、いよいよ迎えた初回。
「サッカーとは?」
まずはここから始めます。
「手を使っちゃいけない!」
「ボールを使う!」
そうだね!
じゃあ、サッカーは1チーム何人で試合するの?
みんな「…(‘Д’)えっと…」
「5人!」
「30人!」
Uちゃん「みんな似てる場面を思い浮かべてるはずなのに、人数違い過ぎ!!おもしろ~い!!」
うん、ほんとだね^^
同じテーマで探究していても、それぞれに個性や考え方の違いがみられるのも、取り組む楽しさの1つかもしれません。
その後は、ワールドカップについて調査!
「そもそもワールドカップって?」
「いつから始まったの?」
「オリンピックと何が違うの?」
「全部で何か国出場してるの?」
「開催期間はどれくらい?」
などなど、ワールドカップに対する疑問・調べたいことをみんなで共有。
う~む、私もわからないことだらけ…
これは調べてみるっきゃないね!
ということで、いざ調査スタート!!
インターネット、書籍、サッカーに詳しい人に聞くなどなど、収集に必要な手段も子供達で思案します。
「いでっち!ドイツの監督さんに、インタビューしたい!!」
ごめん、良いアイデアなんだけど…すっごい良いアイデアなんだけど……いでっちにはその力ないな…(+_+:)申し訳ない…
インタビューはしてみたい!でもドイツの監督には難しい…
考えた結果、書籍で基本的な情報を仕入れ、サッカーに詳しい家族にインタビューをしてみることになりました。
インターネットや書籍で調べていると、一年生には読めない漢字も出現します。
ですが、そこは上級生がすかさずサポート!
中には片手にはサッカーの情報誌、もう片手には辞書を持っている子も!
学び合い、学ぶ意欲がもたらす行動力にはいつも関心します。
ある程度情報を得ると、自然と情報共有が始まります。
「わ!30人だと思ってたら、1チーム11人だった~!」
「すごいたくさんのチーム(国)が出るんだ!!見てみて(一覧を見せ合う)!」
お互いが調べたことを除き込みながら、お互いに関心(・_・D フムフム
私自身も「へ~!そうなんだ!!!」という発見がたくさんあり、子供達と一緒に「知る楽しさ」を実感することができました^^
B君「…(‘;’))))」(そわそわ)
私「どうしたの?」
B君「ワールドカップに出場する国が、どこにあるか知りたいんだ。世界地図があったらいいけど、どうしよう…」
( ・`д・´)!!!
そんなこともあろうかと、世界地図を用意してありますよ!!!
B君は出場国一覧を片手に、もくもくと位置関係を確認。
国の位置関係や出場国の分散など、とことん気になることを調べていました。
30分以上、集中が途切れることなく…
首疲れないかな~?とふと彼を見てみると、
あれ、なんだか嬉しそう( *´艸`)
言葉には出さないものの、「わぁ!そうだったんだ!」と言わんばかりの嬉しそうな顔。
そんな姿に私もとてつもなく嬉しくなるのでした。
後日、その子はお母さんに世界地図を買って!とせがみ、テレビで外国名が流れるたびにその国がどこにあるのか確認しているそうです。
探究から新たしい探究が生まれてますね!
今回の活動をきっかけにサッカーに興味を持った子もいれば、世界の国旗や国の位置関係に興味を持った子もいたりと、同じテーマでスタートしても興味を持つ点が
少しずつ異なるのがとても印象的でした。
情報の吸収力、発信力、発展につなげていく行動力にとても驚きました。
私も負けてはいられないですね!
次回のブログは、ワールドカップの活動その2についてご報告します。
ぜひ次回もご覧ください^^