日々、探究。~自分の「好きなもの」について、考えてみた:後編~
いよいよ本番!
「好きなものを本にしちゃおう!」
お待たせしました、今回はその後編です。
まだ前編を読んでいない方は、ぜひ下のリンクから前編もご覧ください^^
※自分の「好きなもの」について考えてみた:前編
悪戦苦闘しながらも、いよいよ本の制作を本格スタートさせる子たち。
今回はどんなBOKENがあったのでしょうか^^
もう探究モード、MAX!!!!(‘Д’)/!!!!!!!
大体の構成ができたところで、真っ白で何も書かれていない本を自分の本に変身させていきます。
写真もたくさん用意!
子供達のキラキラを受けてか、私も準備段階からワクワク。
マスキングテープいっぱいあったら皆喜んで使ってくれるかな~?( *´v`)
色鉛筆だけじゃなくて、ペンもあったらいいかな~?(*’▽’)
100円ショップと文具屋さんに1時間程お邪魔しました笑
山ほどのマスキングテープとカラーペン。
私が描くわけではないのですが、テンション上がってしまいました笑
さて、いよいよスタートです。
子供達も構成を描いた紙と写真を見ながらキラキラ・ワクワク(*’ω’*)
なかには自宅で宝物の写真を取ってきて持参している子も^^
マスキングテープなどの備品を見て、
「わ~~~!!!!かわいい~~~!」
「ぼく、このテープ絶対ここのページにつかう!!」
みんな…ありがとう…(;O;)嬉泣
喜んでもらえて、いでっち嬉しいです!!!!!!
もうみんなの手は止まりません!
写真を切り取って貼ってみたり、
なぞなぞ形式で自分の好きなものを紹介してみたり、
まさに、みんなのアイデアがあふれ出している状態。
今回もみんなの創造力が大爆発です!!!!
子供達の変化。協働性が大幅アップ!
今回、一番驚きの変化だったのが1人の子が困っているとみんなでアイデアを出し合っているということ。
今まで2~3人で行われていることはあったのですが、全体ではなかなかありませんでした。
ところが
Aさん「この写真(海岸沿いの夕焼けの写真)、横長すぎて1ページに入りきらないよ~汗」
C君「小さく切るとか?」
Aさん「それじゃあきれいなところが小さくなっちゃう…。」
K君「2ページ(見開き)使っちゃうとか!」
Rさん「あ!そしたら半分に折る?」
みんな「いいね~!」
Jさん「半分に切ったら、ページ開くときシワシワにならなそう!」
D君「え!すげ~いいじゃん!!!」
みんな楽しそう(*’▽’)
『こう言って、否定されたらどうしよう…』
と思って発言を控えてしまうこともありますが、(井手はよくあります汗)
今回はとにかくみんな思いつくアイデアを持ち寄って、解決しよう!と奮闘していました。
もしかすると「Aちゃんの本をよくしてあげたい!」とは思っていなかったのかもしれませんが、
「より良くするために、アイデアを出す」という意識をみんなが持って共有しあえていたことに、とても感激しました。
みんなの信頼関係が強くなっていることと成長を感じ、なんだかほっこり…(*’v’*)
「おうちでね、お母さんの好きなものはなにか聞いたら、お母さんもお花好きだっていってた~(*’▽’)」
おうちでも話をしていてくれたことと、そのエピソードを嬉しそうに話してくれる姿がとても可愛らしくて…
いでっち更に感激です。嬉泣
友達や家族との探究でふかまる探究
探究は仲間と協働することで、さらに思考が深まりや視野の広がり、自分が知ったことやわかったことを誰かに話すことによる更なる興味や自信が生まれるきっかけにもなります。
BOKENでも
「子の前急にスーパーで、『お母さん、このお魚ってどこでだれがとったか知ってる?』って、BOKENで知ったことを教えてくれたんです。そのどや顔に思わず笑っちゃって~(^^♪
お買い物の帰り道は一緒に解決策を考え合ったんです。」
「この前BOKENで取り組んだ貧困について、お家でもたくさん聞かせてくれました(^^)」
といった、お家でのエピソードをよく伺います。
子供達が楽しんで取り組んでくれている姿ももちろんうれしいですが、ご家族の方からのお話しもとても嬉しいです。
BOKENをきっかけにコミュニケーションがさらに高まったり、一緒に探究するきっかけになってくれたらと心から思います。
大人も探究すると楽しいですよ(^^♪
時には興味が向かうがままに、探究してみるのもおススメです。
(井手は最近歴史への興味が爆発し、歴史書籍を読み漁っています)
世界に一冊だけの本、いよいよ完成!!!!
すこし話がずれてしまいましたが、約4週間かけて「好きなもの」が詰まった世界で一冊だけの本が完成しました!!!!
最後に保護カバーをかけて渡したときの
「わぁ~~~✧✧…本できたぁ~~~~…°˖✧(*⁰▿⁰*)✧˖°」
と嬉しそうに本をながめる姿がとても印象的でした^^
世界で1つだけのものを自分でつくりあげ、なんとも言えない達成感を感じていたのかもしれません。
(肝心な完成した本たちを撮影しそびれてしまいました。。。。一冊の画像しかなく、すみません汗)
10年後、20年後に大人になった子供達が「そうそう!このおもちゃ好きだった!」と思いだしてくれたら嬉しいです^^
その姿を想像しただけでも、なんだかうるっとしちゃう井手なのでした。
(その時、BOKENやいでっちのことも思い出してくれたらいいな~)
さて、次回はどんな発見があるのでしょうか。
次回もぜひご覧ください(^^)/