豪雪地域のくらし体験プロジェクト
豪雪地域の暮らし体験!
2018年1月13,14日にかけて、新潟県十日町市のとある集落に行ってきました。
そこは積雪4メートルになる豪雪地域。
BOKENの子供達は豪雪地域のくらしを、地形や気候、暮らしの知恵について学んできました。
今回はそれらを実際に体験するというプロジェクトです。
その集落は現在11世帯34名の住民がいます。
みなさんが、子供達を快く受け入れてくださり、たくさんの美味しい食事や雪遊びの準備などをしてくれていました。集落のみなさんのおかげでとても貴重な体験をすることができました。
集落の伝統行事「どんど焼き」に参加
1月の第2土曜日は小正月として、例年「どんど焼き(別名 サイノカミ)」という行事があります。
この行事にも、昨年に続き参加させていただきました。
高く積み上げられた藁や萱に干支の戌年の人が火をつけます。
今年は集落の人で1名、BOKENの6年生の女の子1名の合計2名で火をつけました。
みるみる火は燃え上がり、大迫力!!
みんな少し怖がりながらも、空へのぼっていく煙を見続けていました。
雪遊びと古民家見学
10名が入れる巨大かまくらやソリ遊び、雪山探検などで遊びました。子供達は大はしゃぎです^^
そしてドイツ人建築家のカールベンクスさんが取り組む古民家再生の見学もしました。
カールベンクスさんによる講習もしていただき、カールさんは「本物を大切してほしい」「良いものを残してほしい」「良い文化を残してほしい」というメッセージを子供達に送りました。
雪遊びに伝統行事への参加、そして古民家見学とカールベンクスさんからのお話など、どれも大変貴重な学びになったと思います。
これらは全て集落の方達が事前から色々ご準備いただいたおかげです。
子供達が安全に楽しく、そして充実した体験になるように集落のみなさんがよくしてくれました。
一緒に夜ご飯を食べた交流会では、子供達はいろんな話をきていました。
「屋号ってなに!? なんで名前が2つあるの!?」
「いつお金を使うの??」
「何をして遊ぶの?」
子供達とニコニコ笑顔でお話をしてくださるみなさんの笑顔がとても印象できました。
「豊かさとは何か」ということについて感じ取るものがあったのではないかと思います。
集落のみなさん、大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いいたします。